「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」解説含め、感想と評価する【映画化】

やっはろー!ぬぉーまんだよ٩(๑`^´๑)۶(@Nuohman )
最近ネットで面白そうなマンガを探すのにハマっていて、そこで一目惚れしたタイトルのマンガがあったんだ!それがコレ!


「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」
直感でこのマンガは絶対面白いと思い、試し読みしてみた。

主人公・高寿は、電車の中で出会った女性・愛美に一目惚れした。
この気持ちは何なのか、声をかけずにはいられなかった…。
宝ヶ池に一緒に行くことになった高寿は意を消して愛美に質問をする。
「また会える?」
愛美はこの問いに涙を流した。

試し読みで読めた部分はこんな感じ。
僕は、愛美が涙を流し高寿を抱きしめる姿の続きが気になってしまい、このタイトルを検索した。
そしたら原作って小説なんだね!!

あまりにも気になりすぐに買ってきました!
そのまま読破したので感想を書きたいと思います。

ネタバレ有りです

あらすじはこんな感じ。

※ネタバレを含むので注意

ボリュームはライトノベル1冊程度。 約2時間で読み終わることができました。 普段小説を読まない僕でも楽に読める量と文章です。
表紙を担当しているカスヤナガトさんの絵もとても素敵で良いですね。

本編のストーリーは恋愛小説。
ヒロイン・福寿愛美の秘密がこのストーリーに大きな問題を起こす。 この秘密を理解した時、そこからのストーリーと、それまでに起きたストーリーの意味を理解し、全身に鳥肌が立った。

愛美の秘密とは、「パラレルワールドの住人」だということ。 最近のラノベやアニメやマンガで良く使われる便利なワード。

ここだけならただの良くある小説だったと思う。
愛美の秘密はもう一つあり、それは愛美と高寿の会える時間軸が逆向きという事だ。 これがこの小説の大事な部分であろう。これについては後述。

秘密を理解する前の二人のラブラブっぷりは顔がニヤつくようなものだったが、理解後は切なさが止まらなかった…

似たストーリーの映画でベンジャミンバトンという作品がある。
これも男性と女性の成長する時間軸が逆向きというもので、わずかな時間しか同じ年齢を共有できないもどかしさを表した面白い作品である。

この映画は先にオチが読める最後であったが、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」はこれとは違う終わり方で、個人的にはより良い終わり方をしていて非常に面白かった。 僕は映画よりこっちの話が好き。

高寿と愛美の出会える期間

二人は各々の世界では進む時間軸は同じである。
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しかし、愛美が高寿の世界線に来ると、その時間軸はこう変わる。
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つまり、高寿が明日を迎えると、その明日会う愛美は前日の愛美になるのだ。 これは当然年単位でも同じことである。

そして、愛美が高寿の世界線に来られるのは5年に一度、40日間だけという制約がある。
そのため高寿と愛美が出会える期間は7回×40日=280日しか無く、そして同じ年齢を共に過ごせるのは20歳の時だけなのだ。
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この小説の感想!

変わった時間軸を使った面白い恋愛小説だった。

試し読みで読めた部分、高寿にとっては20歳で会える期間の初日だが、愛美にとっては最後の日。 僕がこの小説を読むキッカケとなった「また会える?」と高寿の質問に涙し抱きしめる愛美の行動を理解したときは本当に鳥肌が立った。

高寿と愛美の時間軸の過ごし方を知ってからの心情を考えるとキツかったな…
死別とは違う、会えない訳ではないがお互いの年齢の差を感じると…といったこれからを考え、20歳の残りの時間を一生懸命考える姿に泣きそうになった。

時間軸の使い方もそうだが、この話のメインとなる20歳の期間だけでなく、5歳から35歳までの期間もお互いの会える期間を使っていた場面が好きでした。

しかし、一つだけううん…というころがあった。
それはお互いがお互いを惚れるのを分かっていて会いに行ったこと

高寿は20歳の時、愛美は5歳の時にそれぞれ惚れるのだが、その状況を作ってる時はお互いが惚れあうことをわかって会いに行ってるんだよね。 それを運命と呼ぶのはちょっと違うんじゃないかなと思った。

高寿も愛美も一目惚れするっていうのは運命感はあるけど、結局相手は自分に惚れるのを知った上で動いてるからさ。 まぁ愛美が惚れる時の高寿は、そういう意味で助けたのではないのはわかってるけど。

読者が味わう事は一生出来ない恋愛ストーリー。
しかし、本当に好きということを考えさせられるとても良い作品だった。

映画もやるんだって

2016年12月17日に映画の公開も決まった!

演じるのは福士蒼汰くんと小松奈々ちゃん。

正直、福士蒼汰くん?え、かっこよすぎないか?と思った節があったが、予告編の動画を見るとそこまで違和感はなかった。
小松奈々ちゃんは舞台となる京都にあった、派手すぎない純朴な雰囲気が、愛美の【完璧】という雰囲気を作り上げていてとてもキレイに見えました。

公式サイトでは【30日間の恋】と10日間短いのだが、オリジナルストーリーを挟むのかな? 改悪だけは止めてくれよ…

最新作2巻が発売されました

マンガ版の新刊2巻が12月8日に発売されました!